JET2021実行委員長を務めさせていただきます関西労災病院 循環器内科の飯田修です。
いよいよ待ちに待ったJET2021が4月30日より開催されます。
振り返れば、昨年及び今年に発令された2度の緊急事態宣言の影響をまともに受け、2020年は「JETTalks on air」に変更、2021年は2月から4月へ延期となり、思うような開催ができない状況に追い込まれました。しかしながら、そこは持ち前の”折れない心”と普遍的な“EVT愛”をもとに、endovascularに対して熱い思いを持つ同志たちと開催に向けて走り続けてまいりました。JET準備に奔走することは、苦ではなくむしろ楽しみながらできましたが、コロナ禍においては大変窮屈だったなと思い返されます。
この期間においてweb主体でありますが、数々の会に参加をしました。改めて自分たち医療人のモチベーションの根源は、人と交流する”学会”にあるのだと改めて感じると同時に、その学会が社会から本当に求められているかどうかが、こんな時こそ真に問われると感じました。JET2021開催にあたり、多くの企業の方々のご支援、多くのJETサポーターの先生方の心意気に重ねて感謝申し上げる次第です。本当にありがとうございます。
JET2021に関しては、ハイブリッド開催ではありますが、いろいろな”試み”もあり、参加される方々におかれましては、有益かつドキドキ感を感じていただけるような会になると思っております。JET2021を“旬に敏感”かつ“魅力的な挑戦”を大いに含んだ会と位置付けるために、ステアリングコミッティの先生方及び信頼する相棒の岸和田徳洲会病院の藤原昌彦先生と共にしっかり準備をさせていただきましたのでこうご期待!
JETは他の大きな学会とは一線を画し、血管病に関わる全ての診療科医師・コメディカルが集まり、患者さんのために最善の治療を考える良識のある医療人のための会です。複数の診療科や複数の職種が関わることが「常に前進すること」に対する大きなパワーの源になっております。是非JET2021に対して大きな期待をしていただきたいと思います。
いつの時代においても、JETはleading conferenceの役割を全うすべく、皆様の心のトキメキに直結する「学び」を確実に約束します。
JET2021 実行委員長
飯田 修(関西労災病院 循環器内科)